2013年03月17日

三寒四温を繰り返し

季節は巡る。春がくれば芽吹くものがある。
モエプロだってそうだ。
土の中、その時を待っていた。
必ずしも真っ直ぐ、健やかに育ってはいないけど、
その目は確かに光を睨んでいた。

例えばこんなポエム。練っちゃうような気分。
毎度毎度久しぶりの更新になるのは心苦しいけど、
久しぶりの更新に見合ったものだというのを、
最低限の言い訳として受け取ってもらいたい。
悲願の本公演、その第一報だからね。

まだ見せられる情報としては最初の最初、
この先もっとワクワクさせることを約束するよ。
だから、ぜひ注目していて下さい。


このブログも、今度こそ定期更新を目指して頑張ります。
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2012年11月08日

夢の続き

時間が経つのがあっと言う間で怖いね。
気付けばもう今年も後2ヶ月……
モエプロ的には、昨年の3ヶ月連続本公演から1年か……
毎度思うのだけど、無茶してダメージを負うぐらいなら、
コンスタントに活動する方がよっぽど劇団として正解だよな。

でも、モエプロは存在そのものが無茶だからね。
今更理想の劇団論に当てはめてみても詮無い。

そして!そういう無茶苦茶なスタイルで突っ走ってみると、
普通では辿り着けない奇跡にブチ当たることもある。
今回久しぶりの更新で解禁するのは、そういう類のモノです。

もったいぶっても仕方ないから、早速発表しよう。
昨年冬に発売された、池上茜先生の画集“あかねいろ”
俺はその初回限定版に付属したドラマCDでシナリオを担当したのだけど、
この度ドラマCD続編の制作が決定しました!

キャストは前作に引き続き、南條愛乃さん!藤原祐規さん!

まず、この時点で超嬉しいですよ。
俺もまさか続編が書けるとは思ってもみなかったから……。

しかも、ちょこを演じる南條さんは、
最近では話題作Robotics;Notesのヒロインや、
じょしらくの暴力眼鏡(オイ)など、声優としても大活躍、
さらに音楽活動も、fripSideだけでなく、
ソロデビューが決定とまさにノりにノっている!

そして、ナオキを演じる藤原さんは、
話題となった聖闘士星矢や逆境ナインなど、
精力的に舞台活動をこなしながら、
ラジオやゲームなどの幅広く大活躍されている!

かつてご一緒した時ですらお二人とも大人気だったのに、
更なる高みへ進まれているのだから……
それはもう、ご一緒できて光栄ですよ。

そして……まず、と言ったからには、
更なる衝撃発表がありますよ!

何と今作から新キャラのあぽろが登場!
そのCVを担当するのが…………

竹達彩奈さんです!

……これ以上の驚きは、ないよ。
竹達さんと言ったら、オタクで知らない人はいない。
けいおん!のあずにゃんであり、俺妹のきりりん、
超人気キャラを多数演じ、最近は歌手デビュー、
DVD、フォトブックをリリースと活躍されている。

そんな人に、自作を演じていただける日が来るとは……。
光栄も二乗三乗、喜びと緊張は今世紀最大だ。

書き手として、勿論プロ意識は持っている。
しかし、同時にオタクでもある訳で、
どうしたって相手を意識してしまうよな……。
こんなことで悩めるのは、つくづく贅沢だと思うけど。
でも、この二面性どちらも突き詰めている俺だからこそ、
すごくいい作品ができていると、予告しておくよ。

内容についても今後ここで書いていくし、
E☆2さんのサイトでも公開されていくと思います。

http://www.etsu.jp/necleus/index.php?itemid=2768

ぜひぜひ、楽しみにしていて下さい!
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2012年07月10日

Alternative

お久し振りです。

お久し振りですという挨拶が慣用句のこのブログでも、
さすがに今回はかなり長い部類だね。半年だもの、半年。
お待たせしていた人がいたら、本当に申し訳ない。

この半年、何をしていたかと言ったら、
知っている人は知っているだろう。
別に隠してもいない、余所でイベントをやっていました。

事の仔細をどこまで書くべきかは難しいところだけど、
この半年を経て、俺がもうそこと関わっていないことが、
何よりの回答だろうね。結果的に、俺は半年を棒に振った。
棒に振ったどころか、非常に厄介な傷を負った。
こうして文章を書くのにも、随分と時間を要してしまったな。

だからこそ、という訳ではないけど、
今はまずモエプロ名義で、一刻も早く皆と作品を共有したい。
そういう気持ちで打ち出したのが、来週月曜(祝日)の、
“夢みた景色の描き方”上映会です。

……新年最初の更新で、「過去のことは過去のこと」、
「新たなステージを求めている」と声高に宣誓した手前、
非常に格好悪くもあるのだけどね。でも、格好悪くて何が悪い!

正直、今の俺にすぐ何かをポンとやってのける体力はない。
でも、とにかく早く皆に会いたいからさ!
今の俺がちょっとアレなら、頑張ってた昨年の俺と、
仲間に、遠慮なく助けてもらうよ俺は!
格好悪くても、いい。不格好でも、モエプロとして事を重ねたい。

そして、勿論今度のイベントが、ただの「その場しのぎ」かと言ったら、
違うに決まっている。俺が何のためにここに戻ってきたのか……
本物の創作に至るためだ。だから、もう二度と馬鹿なことはしない。
秋葉原の小さなスペースを会場とし、少人数の観客とキャストで、
一緒に公演の映像を見る、その体験はなかなかにレアだし、
エンターテイメントになり得ると俺は思っている。
楽しみ、楽しませる、モエプロの大原則を守ったイベントにするよ。


この半年、お世話になっている方々には、多々心配をかけた。
俺はいつも、いつもそうだ。みっともなく右往左往して、
勝手に突っ走って、どうしようもなくなって……その繰り返し。
でも、こう言ったら卑怯だけど、ほら、俺は必ずまたこうして立つから。
だから、裏切らない。俺が生きてる限り、必ずモエプロは続いていく。
時間はかかるけど、紆余曲折を経た分だけ、
強く確かに、目指す場所へと向かっているんだ。

そして、この半年を棒に振ったとは言ったけど、
一方で素晴らしい出会いも沢山あった。
愛すべき仲間、お客様、そして、次のイベントができるのも、
そういった出会いのお陰に他ならない。
衝突もあったけど、意志ある衝突ならいつかまた必ず交わる。
不毛ではない。失ったものより、得たものの方が多い。
……いや、そういう結果にしていくよ。ここからまた。


嫌なことからただ逃げ出したりはしない。
でも、許せないものは許さない。
いつか必ず、真っ当な手段で打ち勝つ。
それが、俺の選択だ。
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2012年02月15日

バレンティヌスによろしく

2012ウインターイベント振り返り第2弾。
今回は記憶に新しい、2/5のバレンタインイベントです。

nigo×モエプロちょっと早めのバレンタインイベント
朗読劇“bitter sweet&chocolate soldier”+主題歌ライブ
■日程:2月5日(日)
■会場:赤坂nigo
■キャスト:横田総之/こすずめ/有野いく

この企画も、何気にモエプロにとって初挑戦の連続だった。

まず第一に、再演であるということ。
この朗読劇は、かつてモエプロが行っていた超無謀企画、
“sweet fragments〜12粒の甘いかけら〜”という
12ヶ月連続公演の中の一作品なのだ。
そして、11作目であるこの作品には、一つ大きな後悔があった。
それは、他でもない「俺が主役をやってしまった」ということ。

モエプロは、突き詰めてしまえば俺の圧倒的な自己満足。
しかし、自己を満足させるレベルを限界まで高めることで、
他者をも満足させるエンターテイメントに昇華させている(つもり)。
そのためには、演出家としての俺による、「客観視」が不可欠だ。
対して、以前は出演することで安易な自己満足を得た点は否めない。

そのリベンジの意味合いをもって思い立ったこの再演は、
ひょんなことからもう一つ大きな意味を持つことになる。
それは、nigoとのコラボ。赤坂のワインバーという、
先日のライブハウスなど足元にも及ばない、圧倒的アウェー。
この、地理的にも機構的にも難しい場所が、会場となったのだ。

そして、ここを会場とすることになった経緯を簡単に言うと、
モエプロが、萌えラボという企業企画に参加することとなり、
ここがその企業が運営している店だからだ。
つまり、この企画は決してモエプロ単独のものではない。
企業の一員として、仕事として、初めて公演をやったのだ。

このプレッシャーたるやもう……勿論、作品を発表すること自体、
いつも大なり小なりプレッシャーはかかる。
でも、今回はプレッシャーの種類が違った。
環境がガラリと変わり、何もかもが初体験の連続、
どうしたらいいか分からないことは、いつも以上に多かったよ。

でも、それでもやっぱり、公演は面白いね。

まず何より、キャスト達が頼もしかった。
キャスト名からお分かりの通り、みんな昨年の第5回公演の出演者。
楽しみ、楽しませるというモエプロスピリットを、
稽古と公演を通して存分に発揮してくれた。
旧作とは全く異なる、新たな世界を見せてくれたよ。

そして、お客様の楽しもうという姿勢も、嬉しかった。
こちらが全力で楽しませようとするのと同様に、
お客様も全力で楽しもうとしてくれていたように思う。
その結果、作品だけではなく、空間全体がモエプロとなり、
繋がりのようなものが生じていたのを感じたね。

今後、モエプロとしてこういうことをやるかは分からないけど、
俺は新たに萌えラボ所長という社会人としての肩書きも得たので、
あの場で色々なエンターテイメントを巻き起こしていくつもりだ。
もし何かやって欲しいことがあれば、遠慮なく寄せて欲しいね。
一緒に、叶えていきましょう。俺達になら、それができるから。

ちなみに、当日の写真などが、その萌えラボのサイトで見れます。
http://www.moe-labo.com/
モエプロ共々、どうぞよろしくお願いします。
posted by サコタヤスユキ at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年01月18日

何度目かの始まり

公演が終わってからというもの、その余韻に浸る間もなく師走、
そして、実家で過ごしている内に年末年始が過ぎ去り、
皆様へのご挨拶もなくこうして2012年に突入してしまいました。

今更ではありますが、昨年は本当にありがとうございました。
関わってくれた全ての人と、全てのお客様の力がなければ、
三ヶ月連続本公演、ルート分岐ギャルゲー演劇というムチャな真似は、
決してできなかったと思います。時が経って、改めてそう実感します。

……が、しかし!過去のことは過去のこと。
もう散々言葉は書き尽くしましたし、皆様の中でも、
「それより次は?」という思いが高まっていることでしょう。
むしろ、そうであって欲しいです。
勿論俺も、新たなステージを求めていますからね。

今年もまた、本公演を目指すことを軸に活動していくと思いますが、
せっかく秋にあそこまでのチャレンジをして、
今まで以上に多くの人にモエプロを知っていただいたのだから、
この冬も皆様に何かお届けしなければ勿体ない……
その思いから、モエプロはこの冬二つのイベントをご用意しました!

一つは、何と驚き、ライブハウスでの音楽イベントに参加します!
ライブハウスでの芝居自体は経験したことがあるし、
沢山の劇団が参加するイベントも体験していますが、
今回は全く別物!「音楽」イベントに混ざって、「演劇」をやります!
一体どういう空気になるか想像もつきませんが、
モエプロらしく真っ向勝負を挑もうと思います!

さらに、今まで再演を一切したことがなかったモエプロですが、
あの12ヶ月連続公演の中でも屈指の異色作、
“bitter sweet&chocolate soldier”を、
キャストを刷新して再演します!
……初演の時は、主宰の俺自らが主役をやってましたからね。
そういう意味では悔いがあっただけに、結構念願の再演ですよ。

どちらも詳細はHPの最新の活動からご覧いただけるので、
ぜひぜひ注目してみて下さい!
今年もモエプロは、あらゆる手段で萌えにアプローチし、
徹底的に貴方を楽しませていきますよ!
posted by サコタヤスユキ at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年12月18日

青春を駆け抜けた者達

公演が終わってからの毎日は、まさにあっと言う間だね。
これまでは殆ど毎日賑やかな仲間達に囲まれていたものだから、
その日々とのギャップはかなり厄介なものがあるよ。
でも、それ故に改めて実感させられたね。
本当に素晴らしい青春を送っていたのだなと。

今回の公演の特徴の一つに、ゲストキャストというスタイルがある。
これは「途中でシナリオが分岐してヒロインのルートに入った後」に、
「そのヒロインと関わり合いが強いキャラが登場する」ことで、
3ヶ月連続公演という、スタート地点は同じ3つの作品ながら、
毎月新しいキャラを登場させられる画期的な取り組みだった。

このゲストキャラ達もまた、通しキャストに負けず劣らず、
キャラとしても作品に面白みを与えてくれたし、
キャスト個人としても素敵な子達ばかりだったよ。

まずはflag.1、ヒロインの姉である明理を演じたゆり姉、
ヒロインの元カレの朔を演じたマサ、そして、
ヒロインの友人遙子を演じたりなっち……こうして振り返ると、
flag.1は本当にヒロイン光莉を中心として展開する、
最もスタンダードな作りであったのだと再認識するね。

ゆり姉は、俺も思わず「姉」とつけてしまう程、
大人びた雰囲気を持つ美人さんで、初対面の時は緊張したなぁ。
でも、実際は年相応にちゃんと幼いというか、茶目っけがあって、
そのギャップがズルかったな。こんな先生が欲しかったぜ……。
ちなみに、彼女のtwitterはすごく面白いです。

マサは、今回の座組で唯一(!)のモエプロ経験者。
12ヶ月連続公演では何度もお世話になったけど、初の本公演でも、
その三次元にバンバン切り込む二次元的なキャラクター芝居は、
他の出演者にもいい見本になったと思う。キャラも濃かったしね。
ちなみに、彼が演じる朔の専用BGMは、モエプロ史上屈指の人気です。

りなっちは、参加が決まったのがとても遅く、しかも初舞台……
まぁ、泣かせたね。何時間も延々とマンツーマンで指導し続けたり、
公演期間中もダメ出しをしないことはなかった。
一番厳しくしたと思うし、本人としても悔しいことはあったと思うけど、
それでも真面目に取り組んでくれて、とても嬉しかったです。

次に、flag.2。flag.2ヒロインである紅美と対立する魔術部、
その部長である暦詠を演じたごんぱちゃんと、
部員の黒依を演じたようちゃんのインパクトはすごかったね。
そして、変則的な起用で、flag.2とflag.3に登場することになる、
主人公の妹・愛呼を演じるひろも初登場。作品の雰囲気は一変した。

ごんぱちゃんはまぁ、キャラとしてもキャストとしても圧巻の一言。
天導暦詠という、騒がしくて生意気ででも不器用で憎めない、
そんな難しいキャラをメチャクチャ魅力的に演じてくれました。
わざと台詞を噛むという、ある意味ムチャ振りにも応じてくれたしね。
ゲストキャラながら、人気投票総合一位という偉業にも頷ける。

ようちゃんは、女性キャストでは唯一俺より年上ということで、
最初は俺としても戸惑いがあったし、モエプロの空気というものに
どこまで馴染んでもらえるか不安だったけど、確かな目線でもって、
キャラを全うしてくれました。全身黒ずくめの魔女とか、
改めて思うとすごいキャラだよね……よく応じてくれたものです。

ひろが演じた愛呼の本性が明らかになるのは、flag.3から。
でも、大器の片鱗というのは、このflag.2から見せつけていたね。
中学生の妹という難キャラを、しっかり三次元に起こし上げていた。

そしてflag.3……ここが大所帯って辺り、俺もバカだよね!
いやぁ、全員を引き立たせるのに苦労したよホント。
flag.3のヒロインは主人公の幼馴染み彩音。
その彩音に恋する熱血漢虎鐵を演じた夏男、
彩音をライバル視するお嬢様舞里亜を演じたありす、
flag.2から引き続き登場の愛呼を演じたひろ、そして、
ここにきてダブルキャスト!二重人格という設定で、
謎の副部長住良木、望美は三輪ちゃんが、叶恵はいくちょんが演じた。

夏男(ちなみにふうちゃん命名)は、とにかく真っ直ぐな男だったな。
ある意味では、融通の利かない不便な真っ直ぐさだったとも思う。
でも、それが虎鐵というキャラをより魅力的にした。
どこまでも勢いよく、あり得ないほど駆け抜けるあの強烈なキャラは、
夏男自身のポテンシャルがなければ誕生していなかっただろう。

ありすは、不思議な子だったなぁ……まず、名前がありすだし。
慶応生らしからぬ引きこもり体質だし。でも、この名前と容姿を見て、
初対面の段階で俺は「絶対お嬢様キャラをやらせる」と断言したからね。
それぐらい、雰囲気があったの。舞里亜はまさにアニメ的なキャラで、
三次元下でやるのは勇気がいるキャラだったけど、見事に受け止めてくれた。

いよいよ妹キャラとして本性を現した愛呼を演じたひろも見事。
これは全フラグ通してだけど、なかなか思うように集まれない中でも、
最終的には理想とする妹キャラに達してくれた。
ちなみに彼女は、声が声優の小見川千明にめっちゃくちゃ似てるの!
だから劇中に「ホビロン!(※)」という台詞を入れたぐらい。

(※)小見川千明が演じた鶴来民子というキャラの台詞。

三輪ちゃんは、もうさすが小劇場の人気女優だね。
芝居に対するモチベーションの高さ、役に対するアプローチの豊富さ、
目を見張るモノがあったよ。ちゃんとモエプロらしいキャラを体現し、
それでいて、小劇場演劇のファンとでも言うのかな、
ある意味モエプロとは縁遠い層もちゃんと納得させていて凄かったね。

いくちょんは、ご覧いただいた方は分かる通り、ひたすら可愛いですよ。
でも、勿論可愛いだけではない。プロとしての芯の強さがハンパない。
プロの声優としても活躍しているから、声の魅力も折り紙付き。
演劇はまだ経験が浅いながら、一生懸命取り組み続けてくれたお陰で、
とても素敵なキャラに仕上がったし、今後の可能性も大いに感じたね。


……いやはや、1キャスト5行!と縛りをつけて、
余り長くなり過ぎないよう駆け足で更新してみたけど、
それでもやっぱり長いね!そして、正直書き足りないね!
だって、この子達に対して言いたいこと、感じていることは
山ほどあるもの!それぐらい、ゲストキャストは一ヶ月だけど、
意味のある時間を過ごし、関係を築かせてもらったと思う。

ゲストキャストにはゲストキャストの難しさもあっただろう。
俺自身こういうスタイルは初めてだったし、
初めてのクセに変則二ヶ月とか、ダブルキャストとか、
思いつきでやってしまったけど、みんな本当に意識が高く、
共に目的を達成してくれて本当に心強かったです。
改めて、どうもありがとう。また、縁を繋いでいきたいね。
posted by サコタヤスユキ at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年12月04日

青春部は永久に不滅です

引き続き“夢みた景色の描き方”を振り返っていきます。
何せ公演期間中は殆ど更新できていなかったからね。
ブログの更新癖をつけていくという意味と、
何よりしっかり今を整理して次へ向かっていくために、
書ける内に書いておきたいと思います。

という訳で、今日は通しキャストについて書き残しておこう。
尤も、キャスト達自身もブログでこういう体の更新をしているから、
今更俺がどうこう書くことでもないのだけどね。
しかし、主宰として一言言わせてもらうと、
今回のキャストは最強だし最高だったよ。
出会いは比較するものではないと前置きした上で、
今の俺が果たし得る、最高の出会いをさせてもらったと断言できる。

“夢みた〜”の舞台である、謎の部活『青春部』、
通しキャストはその部員ということになるのだけど、
青春部の個性的過ぎるキャラクターを十分に受け止めうる、
凄まじく濃い連中だった。どの子も全く似ていない、でも不足がない。
彼ら7人でなければ、青春部は成り立たなかった。
そう思わせてくれるのは、偏に彼らの真面目さのお陰だろう。
振り返って思う、俺がいつも正しかった訳ではない。時には悩み、迷い……
分かり易く言うと、台本が遅れて非常に迷惑をかけたし、
主宰としての力が及ばず不安を与えたり傷つけたりもしたと思う。
しかし、彼らは何事にも諦めず、力強い努力を続けてくれた。

DSC_0392.JPG
(青春部だけで写ってる写真ないかな……と思ったら、OP撮影時のものが。
とても良い天気……だけど、誰一人としてちゃんと顔が写ってない!)

主役である祭囃恋多カを演じた横田総之さん、あだ名はそーし、は、
もう言うまでも無く一番の功労者だろう。
昔から、「モエプロの主役は大変だ」とよく言われていた。
いわゆるラブコメアニメのフォーマットを使っている以上、
基本的に主人公は休む暇が無いし、全ての人と絡む。
そして何より、一番のクライマックスである「恥ずかしい告白シーン」を、
全力でやらなければいけない。それが三ヶ月連続で続くのだから……
それだけでもう無茶ブリと言っても過言ではないと思う。

気持ちを作るのも、一筋縄ではいかなかっただろうね。
熱烈な告白をした次の日から、別の子を好きになる稽古が始まるのだもの。
ギャルゲーの隠れた怖さが、こういう風に作用するとは思わなかった。
でも、そーしさんは芝居に対してとても真摯で、笑いのシーンでは笑いを、
泣きのシーンでは泣きを、とにかく突き詰めて熱量を高めてくれた。
たまに笑いに走り過ぎるクセがあるのは、困りものだったけどねw
稽古でもリーダーとして場を仕切ってもらって、本当に助かりました。

flag.1のヒロイン、青羽光莉を演じた本山香織、あだ名はかおりん、は、
flag.1のヒロインながら、青春部としては最後に決まったキャストだった。
まず、この時点で結構な苦労を強いている。ギリギリのギリギリだったからな……
既に他のキャストはそれなりに馴染んでいる中で、いきなりヒロインとして参加、
そのプレッシャーたるや、ハンパなかっただろう。
しかし、かおりんは怒濤の早さでセリフを覚え、俺の演出を受け止め、
見事に青羽光莉というキャラクターを獲得してくれた。
その努力のお陰でflag.1の幕が開き、2以降に繋がっていったのだと思う。

そして、かおりんがむしろその本領を発揮したのが、
ヒロインの重圧から解放されたflag.2からだったねw
稽古場で明るくハシャぎ回る彼女を見て、より光莉のイメージが深まったよ。
最終的には、台本を書いていても光莉はかなり勝手に喋るようになったし、
色々と動かすのが楽しいキャラになった。まさに、青春部の自由さの象徴だった。
それは、かおりん自身のキャラクターと、決して無関係ではないよ。

flag.2のヒロイン、鳳紅美を演じた長谷川美子、あだ名はよっぴー、は、
一にも二にも凄まじく根性のある子だったな。
タレントとして、生放送やお布団レスリングやダンスユニット……
この公演と平行して、色々な活動に全力で取り組んでいた。
そして、だからと言ってこの公演に対しても気を抜くことなど一瞬もなく、
いつも限界ギリギリまで活動していた。正直、ちょっと心配になる程に。
でも、彼女もまたflag.2のヒロインとして、揺るぎない存在になってくれた。
モエプロ史上初のダウナー系ヒロインを見事演じきってくれたよ。

そして、flag.1の初期は実際ちょっと輪から外れがちというか、
どこか一歩引いていた印象のあった彼女だけど、2、3と進むにつれて、
確立させていったね。コメディアンとしてのポジションを(ぇ
困った時はよっぴーに振れば処理してくれる、安心感すら皆にはあったよ。
おはよっぴ、そして派生のあばよっぴも流行語になった。
流行る余り劇中にも登場させちゃったぐらいだし。
最近よく「笑いが分からない」と呟いているけど、何も心配はないと思う。

flag.3のヒロイン、山吹彩音を演じたこすずめ、通称こず、は、
第一にとにかくその可愛らしさが凄いですよ。
初対面の時に緊張した程だったな……でも、これは別に軟派な発言でも、
他と比較してどうという話ではなく、山吹彩音を演じるためには、
絶対的に必要な素養だったから、本当に有り難く思ったものだよ。
クオリティの高さは、どのキャストも同じ、最高だと自負しているけど、
こと彩音の「分かり易い可愛さ」を受け止め得たのは、彼女だらこそだろう。
最初はその余りに二次元すぎるキャラクターに相当苦難もしていたけど、
最終的には、一挙手一投足全てに彩音としての可愛さを付与してくれました。

そして、彼女はキャストとしてだけでなく、イラストレーターとしても、
この公演に多大な貢献をしてくれた。DVDジャケットは、彼女の描き下ろし。
ヒロインとして忙しい最中に快く引き受けてくれて……その積極的な姿勢には、
とても励まされる思いだったよ。あと、彼女はとても負けず嫌いだった。
彩音はフワフワとした可愛らしいキャラだけど、それを三次元化するには、
やっぱり芯の通った強さ、覚悟が必要なんだよ。彼女にはそれがあった。
ただ可愛いだけ、では務まらないよな、モエプロヒロインは。

我らが青春部の部長、姉ヶ崎千を演じた片田淳子、あだ名はあっちゃんは、
恐らくこの公演を通して一番悩み、励み、愛された子だと思う。
千は、俺自身改めて振り返ってみて思うけど、この作品の裏主人公だ。
どのflagでも重要な役割がある。何と言っても部長だからな。
千がブレれば青春部がブレる、青春部がブレれば作品がブレる、
だから一番確かな存在でなければいけない。その意識故か、
俺も厳しく当たることが多かったし、彼女のプレッシャーも相当だっただろう。
実際彼女自身がどれだけ千の実感と達成感を得てくれたかは、正直分からない。
でも、お客様には「青春部部長の姉ヶ崎千」として、
常に強烈なインパクトを与えていた。それが、誇るべき答えだと思うよ。

……ま、一方で相当に訳分からない子でもあったけどねw
flag.3の稽古中、俺が珍しく本気で怒り、大熱弁をしたことがあったのだけど、
他の役者がさすがに「よし頑張ろう」という表情をしている中、
説教後に彼女が俺に発した第一声は、その日買い換えたスマフォの操作方法。
ズッコケたぜ……大小問わず、そういう出来事は無数にあったな。
でも、不思議と憎めないのは、彼女のキャラクターと真面目さのたまものか。
そうでなければ、座組の中でも、お客様からも愛されていないだろうしね。

メイドの安藤真穂を演じた濱田ふゆか、あだ名はふうちゃん、は、
最初会った時は小さな子どもじゃないかと思った。
実際年齢以上に幼い風貌だったから、正直どう接していいか分からなかった。
下手に接すると、逮捕されるんじゃないかと思った……というのは、
半分冗談だけど、接し方を間違えてはいけないと、戦々恐々としていた。
でも、今思うと見くびっていたな。彼女の強さは、子どものそれじゃない。
向上心があるから、壁にブチ当たっても決して諦めなかった。
出来なかったことを、どんどん出来るようになっていった。
その姿こそが、言ってしまえば劇的だったし、俺は感動していたよ。

真穂というキャラ自身は、縁の下の力持ち、物語のスパイス的な存在で、
極端な言い方をすると決して派手さはない。だからこそ、大変だったと思う。
内なる不安も相当なものだったと思うし、俺が気付けなかったこともある筈だ。
でも、メイドという存在は俺達の夢……遙かなる桃源郷、至高の存在だ。
それを体現してくれたことがとても嬉しいし、誇っても欲しいと思う。
どこぞの流行に乗っかった適当な芝居ではない、ましてや学祭でもない、
このモエプロでメイドをしたことが、いつか活きる日が必ず来ます。
……と言っても、きっと苦笑いを返されるだけだろうけどね!

オタク屋こと平澤拓哉を演じた中舘淳一郎、あだ名はだっち、は、
俺の精神バランスを保つ上で、一番の働きをしてくれたと思う。
何せ、この座組は初対面ばかり。キャスト同士もそうだけど、
俺も上記の6名とは初対面。その中で、彼だけは最初から友達だった。
けいおん!というアニメを通して知り合い、一緒にライブに行き、
聖地巡礼をし、サークル活動までした……いや、改めて文字にすると、
この一年間どれだけ濃く付き合ってきたんだよという感じだけど、
そういう人が一人でもいてくれたことが、どれだけ心強かったか。
俺自身、俺をさらけ出し易くなったし、彼がパイプとなることで、
キャスト達の言葉も俺に届き易くなっていた。その意味は大きい。

でも、それは彼の活躍のほんの一部で、何より彼は演劇人として、
役者として多大な貢献をしてくれた。演劇のキャリア、学の深さ、
モエプロを面白くすることへのこだわりは、とてつもなかったよ。
平澤という、言ってしまえば賑やかしのキャラに対しても、
それが確かな存在になるよう研鑽を重ねてくれていた。
座組の中でどう在るか、キャラをどう育てていくか、
そのどちらにも彼ならではの強いこだわりをみせてくれたと思う。


……って、長ええええええええええええよ!
この長さ、当のキャストですら読まないよ!?

最近忙しいお陰でブログを更新していなかったから、忘れていたな。
俺は、一度書き出したらメチャクチャ文章が長くなるってことを……。
でもね、実はまだ終わらない。なぜなら、ゲストキャストもいるから。
ゲストキャストの人数を思うと、次の更新も相当な文量になるね。
ま、リハビリだと思って、どうかお付き合い下さい。
posted by サコタヤスユキ at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年12月01日

あの日の夢

TOPページにも書かせていただいた通り、
モエプロ第5回公演“夢みた景色の描き方”
flag.3〜ハミングデイズ〜が無事終了し、
晴れて全ルートコンプリートとなりました。
何度言っても言い足りないぐらい、感謝しています。
本当に、皆様どうもありがとうございました!

企画が発足してから一年弱、稽古が始まってから半年、
本当に今までにない程長い間、一つの作品と向き合った。
その道のりは決して順風満帆とは言えなかったけれど、
いつも沢山の人が本気で支えてくれた。
関わってくれた人全員が、決して妥協しなかった。
だから、俺も最初から最後までこの物語を信じ、
想いを馳せ続けることができたのだと思う。

この物語を“夢みた景色の描き方”と名づけ、
その実現を文字通り夢見ていたこの日々……
ギャルゲーのルート分岐を芝居で再現するとか、
三ヶ月連続の本公演とか、大見得切って始めたものの、
悩みが耐えることはなかったけど、どのflagも、
俺が夢見た以上の夢を与えてくれて、本当に嬉しかった。
キャラクターは確かにそこに生き、泣き笑い、思い悩み、
それぞれの青春を全力で謳歌してくれていた。

そして……flag.3の千秋楽ではね、泣かされたよ。
芝居そのものも、命を燃やすような熱さがあって、
まさに青春で本当にヤバかったのだけど、
最後の最後、まさか俺にサプライズを仕掛けるとは!
心底まさかだよ、舞台上に呼ばれただけでも驚きなのに、
役者達から花束まで……緊張とか安堵とか感動とか、
それから愛情とかで、正直腰が抜けたね。

これだけの景色を描けたのは、重ね重ね皆のお陰だ。
役者スタッフは勿論、お客様もそう。
三ヶ月も付き合ってくれた人だと尚更だ。
だからと言ってゲストを軽視するでもなく、
全てのバランスが奇跡的に噛み合っていたと思う。
感謝の言葉も度を過ぎると嫌らしい、とは分かっていても、
決して忘れ得ぬよう、刻み込むように何度も感謝したい。

そして、刻み込む程の感謝を、力を、
この先どうしていくかこそが重要だ。
当然、関わってくれていた人達も、そうお思いだろう。
新たな夢を描き、今以上に沢山の人を楽しませてこそ、
初めてその感謝を体現したことになる。言葉だけではダメだ。
確かな行動でもって、俺はこの感謝と成長を形にしたい。

……しかし、そうは言っても長く続いた企画だ。
この更新をまず第一弾として、色々と振り返っていきたい。
次の更新では、通しキャストについて語ります。
どうか皆様、今しばらくこの余韻にお付き合い下さい。
posted by サコタヤスユキ at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年11月19日

flag2→3

flag.2の初日前夜以来の更新とは……相変わらずブログ無精で申し訳ない。

しかし、何だかもう遠い昔のように感じますね……
flag.2は、1以上に沢山の人にご覧いただき、応援の声も沢山いただけて、
とても嬉しかったです。改めて、どうもありがとうございました。

そして、その声を励みに、相当の決意を胸に踏み出したflag.3ですが……
この更新間隔からもお察しの通り、俺の想像を遙かに上回る大変さでした。
三ヶ月連続という単純な疲労感は勿論、
ルート分岐演劇だからこその難しさが山盛りで、
正直「どうして俺これ出来るって言ったんだろう」と頭を抱えましたよ。

でも、確かに紆余曲折はありましたが、だからこそこのflag.3、
〜ハミングデイズ〜は、史上初のルート分岐ギャルゲ演劇の大団円に相応しい、
とてつもなくモエプロらしい最高の『萌える演劇』になっています。

キャストはもう、通しキャストを初め、魅力的な子達だらけ。
必ず誰かしら、貴方の「属性」にクリーンヒットすることでしょう。
三ヶ月目だからってマンネリ感は一切無し!
今までの2ルートを見ている人にも、新たな刺激があるし、
勿論初めて見る人も、続き物ではないので関係なく楽しめますよ。

さらに今回は、最後だってのにまた制約を増やして、
「ダブルキャストなのに演じるキャラが違う」という仕掛けをしています。
これは、懐かしの15MM vol.2参加作品『天使のオシゴト』と同じ仕組みで、
展開は同じだけど、演じるキャストによってキャラの性格が微妙に違うという、
キャラクター芝居に特化したモエプロならではの仕掛けです。
三輪ちゃんが演じるのは住良木望美、いくちゃんが演じるのは住良木叶恵。
この二者のどちらを見るかによっても、作品のイメージが変わってくるでしょう。

(ダブルキャストのスケジュールは最新情報からチェック!)
http://www.moepro.net/now.html

泣いても笑っても、第5回公演『夢みた景色の描き方』は今作でラスト。
今までのどの作品よりも深く関わり、愛着の湧いたキャラ達とも、
もうすぐお別れです。でも、だからこそ今ここでもう一踏ん張りして、
一人でも多くの人とこの青春を謳歌できるよう、全力で駆け抜けます!

……それに、このスタイルでの公演はもうやらないと思います。
少なくとも、向こう暫くは。
ギャルゲーの一つの特徴でもある「ルート分記」が、
果たして三次元である演劇にどう作用するのか――
ぜひその目撃者にもなっていただきたいですね!
posted by サコタヤスユキ at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年10月18日

princess in the dark

いよいよ明日から、flag.2の幕が開きますね!

ある意味、このflag.2で実際ルートが分岐して初めて、
このギャルゲースタイルのルート分岐が誕生するワケで、
とても大きな瞬間が近づいている実感がありますよ。

モチロン、作品そのものは続き物ではないので、
この回だけを見ても、単独の作品としてすごく面白いです。
でも、やっぱり人の意志は積み重なっていくものだから、
flag.1のことを、なかったことにはできない。
変にリセットしなきゃという意志にとらわれることなく、
三次元である存在の利点を活かして、戦っていきますよ。

flag.2がどういう作品か、見所は、
一言で説明するのはとても難しい。
何せ、鳳紅美というミステリアスで中二病なキャラを
ヒロインとして描くのはモエプロ初だし、
通しキャストはより深くキャラと同化していってるし、
ゲストキャラも恐ろしく個性は揃いで、まさに十人十色だ。

実際あの舞台を先月経験しているからこそ、
新たにできるアプローチもある。
音楽だって、よりそのバリエーションを増やしている。
何から何まで積み重なっていることが本当に心強いし、楽しい。
確かに、初めての試み故に至るところで苦戦もしてきたけれど、
ここでまた夢みた景色を描くために、俺の限りを尽くすつもりだ。

ご予約はこちらから。とにかく一人でも多くの人と、
一秒でも長く青春を過ごしたいから。どうぞよろしくお願いします。
https://ticket.corich.jp/stage/ticket_apply.php?stage_main_id=22741

実際、このブログは殆ど更新ができていないし、
役者にもハードなスケジュールを強いてしまっているから、
なかなか稽古場ブログも随時更新とはいかない。
twitterも然りだ。でも、情報は可能な限り発信していくので、
どうかチェックしていてもらえると幸いです。

稽古場ブログ→http://moepro5th.sblo.jp/
twitter→http://twitter.com/#!/moeprotter
posted by サコタヤスユキ at 23:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2011年09月26日

flag1→2

モエプロ第5回公演“夢みた景色の描き方”
flag.1〜青い春が止まらない〜(毎度前説で噛みそうだった)
にご来場いただいた皆様、改めてありがとうございました!
本当に遅ればせながら、このブログでもお礼申し上げます!

本家であるこのブログ、そして稽古場ブログ、
共に更新が止まっていたことが、ある意味で雄弁ですね。
久し振りの本公演は、やっぱり最近やってきた短編公演とは、
あらゆる点で別物でした。一言で言ってしまうと、大変でしたよ。
でも、これは全て、踏み出したからこそ得られた経験。
キャストやスタッフ達仲間の言葉も、お客様の数々の言葉も、全てが財産。
必ず今後に活かして、もっともっと面白いものを作ります!


……で、その次の機会というのが、もう数週間後に迫っていまして。


つくづく、この企画が無茶苦茶にも程があることを思い知らされますね。
我ながら、バカだと思います。筆が速くもないし、器用でもないってのに。
でも、同時に改めて面白い企画だなと思いますよ。
こういう体験を、演劇でしている人はまずいないでしょう。
「攻略したヒロインのことはなかったことになり、またスタート地点に戻る」
っていうギャルゲーのちょっとした切なさを、演劇で体験する人はさ。

ハッキリ言って、気持ちを作るのは難しいですよ。
役者は勿論そうだろうし、俺自身も。
ついこの前まで、flag.1のヒロインである青羽光莉こそが、
主人公祭囃恋多カと並び立つ存在だったのだもの。
でも、当然flag.2は違う。別のキャラがヒロインになり、光莉は脇役になる。
それがルート分岐、ギャルゲーだとは言え、戸惑いはある。

ある意味、リセットというのはデータだから出来ること。
そして、俺は普段からギャルゲーをデータ扱いしていないから、
実はギャルゲーの連続攻略というのが苦手だ。
キャラクターにも、心はある。そういうゾーンに入ってしまうと、
どうしても「はい次のキャラ」とはならない。
ギャルゲーですらそうなのだから、自作でどう思うかは言うまでも無い。

でも、それを俺達は越えていかなければいけないんだ。
それに、これはただのリセットではない。「異なる可能性」だ。
世界は選択次第で如何様にも広がっていく。
それを、俺はこのルート分岐演劇で証明したい。
そして、今までのモエプロ以上に、一人一人のキャラを深く掘り下げ、
強く愛してもらえるように頑張りたいと思っています。

確かに物語は振り出しに戻る。でも、だからこそ初見の人も楽しめるし、
flag.1を見た人は、より明確に分岐点を意識できる。
この企画の本当の面白みが出てくるのもまた、ここからだ。
flag=旗(分岐点)を立てるエンターテイメント、
モエプロにしかできない形で、追求していきますよ!
posted by サコタヤスユキ at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年09月07日

夢みた音楽の響き方

いよいよ公演も間近に迫って参りました!
最新にして最高傑作の脚本と、超魅力的な十名のキャスト、
“夢みた景色の描き方”flag.1〜青い春が止まらない〜は、
今まさに青春真っ盛り!日々熱く稽古に励んでいます!

そして、公演が近づいてきたということは……
モエプロ自慢のアレもお目見え間近ということですよ!
そう!主題歌です!
演劇なのにオリジナル主題歌があるというのは、モエプロ一番の強み。
今作も、今まで同様Roundbooster Architextureの皆様が、
今まで以上に最高のコラボをみせて下さっています!
“夢みた景色の描き方”自体の主題歌に加え、flag毎のEDテーマと、
歌の力でも作品の世界観を盛り上げていきます!

ではここで、主題歌の情報を初公開します!
モエプロ第5回公演の主題歌タイトルは……

『青春シナジー』

作詞:sunny
作曲:CAP
編曲:xaki


今までもモエプロ楽曲を手がけてくれた黄金メンバーに加え、
歌うのはあの本木咲黒さん!
力強く、そして爽やかに、青春を歌い上げてくれています!

俺は、最初に聞いたときに思わず泣きそうになりましたよ。
余りに素敵で、メチャクチャテンション上がりました。
それから、少しの嫉妬も。俺が4万文字を費やしたメッセージが、
主題歌の4分間に凝縮されているのだもの。
音楽の力に嫉妬してしまうぐらい、伝わってくるものがある歌です。

この音楽に合わせたOP映像は、当然ながら芝居の冒頭で流れるので、
皆様くれぐれも遅刻にはお気をつけ下さいね!
いいアニメは、いいOPで始まるもの。
だから、いい萌える演劇も、いいOPで始まる。
その感覚を、是非体験しにきて下さい!
posted by サコタヤスユキ at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年08月17日

LINK

沢山の山場が押し寄せ、そして、過ぎ去っていく。
日々は余りにも目まぐるしく、時に自分を見失いそうになる。
なるほど。確かに認めよう、恐怖がないとは言わないよ。

でも、そういう日々だからこそ、高まっていく己があるとも信じたい。
無駄ではない。一つ一つが、未来に繋がっていなければ嘘だ。
そうだ。未だかつて無く、俺は創作家として燃えているんだ。

まず、つい先日終了した、オタクにとって最大のイベント、
夏のコミックマーケット、通称コミケ。
前回の更新でも書いたように、俺は今回新たな同人サークル→恋を結成し、
サークル参加を目指していた。その挑戦が、幕を閉じたのだけど……
いやはや、本当にすごい経験をさせてもらったよ。
詳しくは→恋のブログで公開しているから、是非読んでみて欲しい。

http://ameblo.jp/cocchi-koi

そして、今年からお世話になっているE☆2(えつ)のサイトでは、
俺が文章を務める連載“Junky Junction!”のWEB3話が公開になっている。
連載も中盤にさしかかり、より一層加速するJJワールドを楽しんでもらいたい。
正直、「文章読むのたるい」という人には、イラストだけでもご覧いただきたい。
素敵に起こし上げてもらっていますから。ホント、俺はマジで幸福だと思うぐらい。

http://www.etsu.jp/

本当にね、今年は例年になく駆け抜けている実感があるよ。
→恋で発表した“見えなくたってオンナノコ”は、この夏一番のラブコメだ。
そして、来る“夢みた景色の描き方”では、この秋のラブコメを独占する。
年間通してお届けする“Junky Junction!”もそう。
面白いラブコメが見たけりゃ、この俺を追いかけろ!って気分だ。


実際問題、状況は何かと難しいよ。
久し振りの本公演、加えて今までに無い公演スタイル。
毎日がギリギリの連続だ。でも、関わっている全員が一生懸命。
だとしたら、トップがへこたれている場合ではないからね。

このサイトの右にも表示されているtwitter、
http://twitter.com/#!/moeprotter
さらに、最近更新がスタートした第五回公演の稽古場ブログ、
http://moepro5th.sblo.jp/
皆様にお届けする手段も、徐々に充実させていきます。

一つのイベントとして、一緒に楽しめる場を沢山作っていきたい。
せっかくやるのだから、あれもこれも繋がらないと勿体ないよな。
そうして最後に、関わった人みんなが笑顔になれるような創作をしたい。
LINKしていくよ。だから、繋いだ先にも目を向けてもらえると、幸いです。
posted by サコタヤスユキ at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年08月07日

見えなくたってオンナノコ!

あっと言う間に八月、本当にもうあっと言う間に、夏真っ盛りですね。
夏と言ったら何か。考察の余地すらない、夏と言ったら、夏コミだ。

そうは言っても、俺とコミケの付き合いは、意外な程に薄い。
まず、純粋にお客としては、一度たりとも行ったことがない。
サークル参加の経験があるとは言っても、実際はモエプロの活動の一環で、
サントラやドラマCDを販売していただけ。普段の活動の延長線上という感覚だった。

だからこそ俺の中には、コミケに純粋に参加してみたいという欲求が高まっていた。
コミケ自体への憧れは勿論、普段のモエプロでは出来ない、
完全な「趣味」として、制約を解いた自由な創作をしたいという思いを、
何となく抱くようになっていた。そのタイミングでね……仲間に出会ってしまった。

ここ最近の数少ない更新では、大きなトピックスであろう、
“けいおん!!”ライブ、そして、“けいおん!!”聖地巡礼、
そういう祭りを共にした相手でもある、今村先輩と、中舘君、そして俺の三人でね、
結成してしまいましたよ同人サークルを!その名も、『→恋』!

ちなみに、「こっちこい」と呼びます。キュートでポップで、恥ずかしいですね。

そして、無事コミケに受かってしまいましたよ!スペースは8/13(土)東“う”12a!
ふと口走った、「ってかコミケとか参加してみたいですよね」というキッカケから、
もう半年……会議を重ねに重ね、異常なスピードで親しくなり、
いつの間にやらここまで来ていました。実際、かなり感無量です。
そこで発表する作品こそが、オリジナルドラマCD、“見えなくたってオンナノコ!”です!


ハッキリ言って、こうもしっかりした作品が書き上がるとは予想していなかったですよ。
何せ、一つの作品をABCの3パートに分け、3人でシナリオを担当するというスタイルだもの、
どこかシッチャカメッチャカにはなる。でも、そのお祭り感もアリだろうと思っていた。
ところがね、計10回以上に渡るファミレスや我が家での会議、通称こっち会と、
それぞれの熱意が、一本芯の通った作品を生み出してしまいました。

そして、最初は男3人の妄言に過ぎなかったこの企画、
気づけば豪華なスタッフが集まっていてむしろ戦々恐々ですよ!

まず、キャラクターデザイン・イラストには、碇ナマツ先生を起用!
pixivでも多数の評価を集め、twitterでも千を超えるフォロアーがいる、
少なくとも同人界では俺らより何倍も有名な方に、何故か依頼を快諾いただき、
とっても魅力的なイラストを仕上げていただきました!

さらに、主題歌にはボーカロイドを起用!そのボカロPが何と、あのazuma氏!
azuma氏と言ったら、初音ミク初期の代表曲である“あなたの歌姫”や、
NHKで放送していた「ザ☆ネットスター!」のOP“ムゲンノホシゾラ”の作り手ですよ!
mixiを通して個人的な交遊はあったけど、まさか創作でご一緒できるとはね……。

そして、俺達3人がそれぞれ持ち寄り、共に育んだキャラクターを演じてくれるのが、
色とりどりの魅力的なキャスト達……何と総勢13名!!
普段は小劇場で活躍している役者を中心に、この企画でしかあり得ない、
面白いキャスティングになったと思うよ。少なくとも、俺一人では集め得なかった。
個人的には、初めての相手に緊張する一方で、久し振りにご一緒できた人もいて、
とても嬉しかったよ。モエプロを応援して下さる方にも、嬉しいキャストはいると思う。

ちなみに、ここまでの→恋の足跡や、キャストの詳細、イラストは、
全て下記のブログでご覧いただけます。是非是非、遊びに来て下さい!

http://ameblo.jp/cocchi-koi

さらに、「本が作ってみたい」という思いつきから始まった企画なので、
オリジナルドラマCDに冊子がつきます。ハッキリ言って、バカみたいなボリュームです。
キャラクターを完全解説、収録台本丸々収録だからね。
ここまでやって、600円。当日は東“う”12aにダッシュでしょう。


実際、自由を求めて始まり、自由に作ってきた作品だけど、
こうして関わる人が多くなり、冊子の編集や音声の編集など、
専門分野の方に多大なご協力をいただくようになった今、自由一辺倒では済まなくなった。
緊張感、責任感みたいなものも多分に感じている。
でも、あくまでこの企画の芯にあるのは、純粋な創作欲だよ。
同人というフィールドで、同人らしく、好きなものを好きなようにお届けしたいと思います。

入稿がギリギリということで、果たして当日本は届くのか、
CDのプレスは間に合うのか、初参加らしく絶賛修羅場っているけど、
是非楽しみにしていて欲しいね。この夏一番のラブコメを届けるつもりで、やってるからさ。
posted by サコタヤスユキ at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年07月17日

右に注目

本公演の準備というのは、何も稽古だけではないよな。
今まで以上に、宣伝にも気合いを入れていかないといけない。

というワケで、照れつつも初めてみましたよ公式twitter。
いや、非公式なものが存在しないのに公式って、
何その思い上がりって思わないでもないですが(神経質)
そういうのは慣用句だよね、気にしないのが吉です。

まぁ、俺も個人的にはずっとやってるんですけど、
やっぱそれは「個人」なんでね。
アニメの実況やら何やら、大変アレな話題ばかり呟いて、
すぐにモエプロの真面目な告知を埋もれさせてしまうので、
そういう意味でも劇団アカウントって必要かなと思ったのです。

今はまだ始めたばかりですが、ただの宣伝アカウントではなく、
相互的に楽しめる場にしていければと思っているので、
よろしければフォローしてみていただけると幸いです。

しかしtwitterは、やっぱりリアクションが早くていいなぁ。
流行を感じる。一人でも多くの人と、いい出会いをしていきたいね。
posted by サコタヤスユキ at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年07月14日

せんでんせんりゃくー

稽古も始まり、色々な方面で動き出しています。
モエプロ第5回公演、“夢みた景色の描き方”!

まだまだ少ない情報量ではありますが、
キャストやイラストなどなど、
魅力的な内容を今後どんどんと公開していくので、
是非楽しみにしていただけると幸いです!

そして、今回はこりっちも積極的に使っていこうと思っています。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=22669
あれこれやってきたと言っても、久し振りの本公演。
一人でも多くの方に、モエプロを知っていただきたいからですね!

下のフォームは、7月16日の19時30分から利用可能になるので、
ご検討中の方はどうぞヨロシクお願いします!

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posted by サコタヤスユキ at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年07月12日

『夢みた景色の描き方』

モエプロ第5回公演『夢みた景色の描き方』の稽古が始まりました。

以前にこうして書き出したのが、もう三年半以上前。
第4回公演から、本当に長く、余りにも長い時間が経った。
昔のこと過ぎて、どういう感慨を抱くのが正解かもよく分からない。
でも、俺が過ごしてきたこの三年半の全ては、この時のためにあったのは間違いないよ。

三年半前、第4回公演『ヒメゴト!』が何とか成功の内に幕を下ろしたあの時、
俺は未来への野心をたぎらせていた。勇ましく夢を語り、足を踏み出していた。
その後の顛末は今更語るまでもないけど、暫くは苦しい時期が続いてしまったっけ。
そして、仲間の力で何とか再び立ち、12ヶ月連続公演という荒行に身を投じたのも、
昨年外部企画に積極的に参加したのも、全ては再び演劇の地力を身につけるためだった。
こうして再び本公演を行い、萌える演劇の旗を強く掲げるための準備だった。

言葉遊びでも何でもない。事実として、このモエプロ本公演が俺の全てだ。
今まで、そして、この先、その全ての中心である戦いが、始まった。

しかし……この機に過去の日記を読み返して、俺は笑ってしまったね。
三年半前の、第4回公演稽古初日の日記、
「結局台本も最後まで完成せず、役者も全員集まらずという船出ではあったけれど、
それでも感じさせてくれるものの多い第一歩になったよ」って、今日の俺と全く変わってない。
余りにも変わってなくて、笑ってしまうやら呆れてしまうやらだけどさ、
その強い意思が変わってないのは、何だか我ながら頼もしく思ったよ。

三年半、積み重ねてきたものもあれば、失ってきたものもある。
出会いと別れは、俺を激しく上下させた。でも、結局俺は、俺でしかない。
揺るぎない意思、絶対に実現させたい夢を、決して見失ってはいない。
意外と図太いものだなと思うよ。だからこそ、できるものがあるとも信じている。

さらに、変わらぬ意思がある一方で、変わっていること、成長していることは確かにある。
無駄に過ごしてはいないハズだ。12ヶ月連続公演、外部企画だけでなく、
今の俺は商業誌での連載もやっているし、人気声優との仕事も経験した。
それでレベルアップしていなかったら、アホだろ。進化を見せないと、やる意味がない。

だからこそ、今度の第5回公演ではね、今まで以上に大変なことをやるよ。
公演期間は、9月から11月。三ヶ月連続で、本公演をやる。
そして、実現させる。ギャルゲーの特徴であるルート分岐を、演劇で。

独立した三作品でも、連続した三部作でもない、あくまでギャルゲーのルート分岐。
一つの世界観で、三人のヒロインのルートを描く。これが、俺の最新にして最大の挑戦。

今までも、「メインヒロイン以外のルートも見てみたい」という声はあったからね。
そして、その声に応えられる男と言ったら、この世にただ一人、
『萌える劇作家』の俺だろうよ。無茶苦茶なのは百も承知、しかし端から俺はモエプロ。
次元の壁をブッ壊すには、多少の無理など跳ね飛ばさないとな。

確かに、実際問題は多い。連続で公演を行う負担は、12ヶ月連続公演で実感している。
あの時は公演規模が小さかったから何とかなっていたが、本公演である今回は違う。
実際、今こうしてある程度面子が集まっているのも結構な奇跡だ。
役者スタッフ共にすごく魅力的な力が、この旗の下に集いつつある。
だから、その旗手である俺はもう、頑張るしかないよな。

是非とも、楽しみにしていて欲しい。そういう声もまた、力になるから。
この夏を熱く駆け抜け、最高の収穫の秋を、皆で共にしたい。
そう思って、強く戦っていこうと思うよ。何てったって、俺はモエプロの佐古田だからな。
posted by サコタヤスユキ at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年07月07日

邂逅の七夜

七夕ですね。何を祈るかと言ったら、竹達彩奈と結婚したいということぐらいで、
別段東京には見上げる空もなく、天上の逢瀬もどこ吹く風です。

さて、取り分け盛り沢山の昨今、過去最難関の挑戦であるモエプロ本公演を筆頭に、
意外と本格的なメンツが集まりつつあるサークル活動による夏コミ参加、
その中でも今日話題にすべきは、やはりE☆2の連載“Junky Junction!”だろう。

shopdl.jpg

去る6月30日、無事に発売されましたよ!E☆2(えつ)最新号vol.31!
今月も本当に素晴らしいね。まず、てぃんくる先生の表紙がもう……美し過ぎる!
今最も勢いがあると言っても過言ではないカントク先生の小冊子も付くし、
珈琲貴族先生と深崎暮人先生の対談企画、CARNELIAN先生やみついまな先生の画集企画、
さらに、黒谷忍先生、天夢森流彩先生、しんたろー先生らの新企画と、読み応え抜群です!

(公式HP)http://www.etsu.jp/
(amazon)http://t.co/B5C6hrG

その大御所達の中で、連載は続いておりますよ“Junky Junction!”。
今号は第3話、個人的にはとてもお気に入りの回になったし、ターニングポイントになったと思う。

今回のヒロインは、自称霊感少女の社矢代。ちなみに、イントネーションはヤシロ↓ヤシロ↑。
自称“天恵を受けし者”朱雀院彼方(偽名)との中二病対決を通し、作品の根幹に踏み込みます。
我ながら、こうして特異なキャラクターを生み出し、そこに存在として説得力を持たせる術は、
なかなかのものだなと自負していますよ。黒猫先生の力もあり、社は相当魅力的になりました。

まだWEB版は掲載されていないけれど、そちらを合わせてご覧いただくことで、
社というキャラクターがより深まると思うし、今後の“Junky Junction!”に期待が膨らむと思うよ。
WEB版のイラストもまた可愛いしね……フフ。俺も早く彩色された状態を見たい!


そして、どうして今日この作品を取り上げたかと言ったら、冒頭に書いた通り七夕だから。
この作品は、七夕というのが一つの大きなテーマになっている。
7月7日を“邂逅の七夜”(ちなみに、第3話では“の”が抜ける誤植になっています)と名付け、
“運命の片割れ”と出会うことを夢想していた朱雀院彼方(偽名)が、
放課後の学校で姫紙夢月と出会う。しかし彼女は、自分を“月の民”だと称し――
という第1話だったからな。七夕こと“邂逅の七夜”は、始まりの日なのです。

しかし、この設定で分かるように、本当に中二病ですよ。
まァ、中二病というのがキャラの一設定だけに止まらず、作品自体のテーマになるのは、
昨今の流行ですよね。そして、流行になることは分かっていました。
ただ、俺はそこに目をつけるだけでなく、無論ただ流行に乗るでもなく、
既に中二病という概念を、自分の作劇方法に効果的に盛り込む術まで編み出しているかね。
そこが、他と違う。是非、この作品で俺なりの中二病の使い方を味わって欲しいな。


でも、雑誌の告知をするのは当たり前だけど、こうも熱が入っているのはやっぱり、
読んで欲しいからだよな。そして、俺は知っているから。君がまだ、読んでいないということを。

もしもっと沢山の人に読んでもらえているとしたら、必ずもっと聞こえてくるハズだもの。
「面白い」という声が。……思い上がりではないぜ。至極、当たり前のことを言っている。
いつぞやも悩んでいたことではあるが、まず大前提として届いていない。
届けられていない。それが俺の力不足であることは分かっているが、何とももどかしいよ。

最初の頃こそね、やはり連載というインパクトもあって情報はよく広まったけど、
雑誌が隔月(不定期だったり)で、さらにイラスト雑誌という特定層を狙い打つジャンルだから、
なかなか定着していないというのが実情だ。届けられていないという実感は、ある。
さらに、途中から参加というのも難しいだろうから、今後より告知は難しくなる。
物語も後半戦、より盛り上げていきたいところなのだけどね……。

ま、愚痴っても仕方ないから、とにかく今からでも読むように訴え続けるよ俺は。
何なら過去号だって貸す。さすがにデータをそのままアップするのは色々ダメだけど、
俺のテキストだけなら読ませたって構わない。とにかく、読者を増やしたい。
驕りでも何でもなく、研鑽を重ねて面白いものを作っているという自負があるからな。
しかし、届かない創作に意味はない。俺はもっと、この作品に意味を持たせたい。

連載も公演も同人も、とにかく全力でやっていかないとな。
上手くいくこともあれば、上手くいかないこともある……当たり前だけど。
その結果より面白いことが出来るようになりたいと、偶には天に祈ったりもしてみるかね。
posted by サコタヤスユキ at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年06月26日

格好をつけ損ねる

ガッカリですよ。

言うまでもなく、自分にね。
俺の理想としてはね、前回(もう1ヶ月以上前ですね)更新で、
決意を新たにしたのをきっかけに、新情報ドーン!
リニューアルドーン!ワー、佐古田盛り上がってる!
って感じにしていきたかったのに……
格好をつけた矢先に、またも雲隠れ。これでは何の意味もない。

実際は、前回の更新の直後に、酷く体調を崩しまして。
それはもう、酷かったですよ……。
多分、上京してから最悪レベルの風邪だったと思う。
最初は微弱な喉の違和感、それが徐々に大きくなって、
咳、鼻水、熱、風邪の症状を全てコンプリート!
それも、ハイレベルで!マジで、使い物にならなかった。

メチャクチャ神経質に治療を試みたつもりだったんだけど……
治りも遅くて。何か疲れも相まって、咳は一ヶ月以上続いたし。
一人暮らしの風邪は、体以上に心を蝕むよなぁ。
彼女なりメイドなりいたら別だろうけど、そんなの頭の中にしかないし!
お陰様で、あらゆる予定がものの見事にぶっ壊れたました。

そのズレを修正するために奔走する6月……
しかし、物語でも現実でも、一度ズレたリズムを元に戻すのは、
なかなか難しいね。このブログも結局放置の流れにしてしまい、
新情報を求めに来た人には、本当に悪いことをしたと思っています。

でも、俺がどういう状態であろうと、何が起ころうと、
等しく時間は過ぎていく。実際、それは痛感している。
そもそも、風邪だろうが何だろうが、言い訳は通用しないからね。
やるべきことを、やらないといけない。
格好はつけられなかったけど……後悔しても詮無いしな。

奔走しまくった6月、沢山の人と出会い、沢山の計画が進んでいます。
まだまだ不確かなことも多く、正直不安がないとは言いませんが、
確かなことを支えに、全力で頑張ろうという思いを新たにしているよ。
だから、不格好な姿を見せてしまっていますが、
ここからまた俺がどう格好をつけようとしていくかを、
見届けていただければ幸いです。勝負の夏、戦いますよ。
posted by サコタヤスユキ at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年05月14日

一つ一つ

俺にとって、このブログはやはり特別だ。
twitterでは気ままに呟いている、mixiでもそうだ。
そうしてこの二ヶ月、何となく日常に帰還した気がしていたけど、
その実日常などどこにもないという事実は、
俺がこの日記を更新できずにいたという一点に集約している。

本当は、こういう時だからこそ言葉が必要な筈だ。
俺は作家だ。駆け出しだろうが何だろうが、言葉で戦う人だ。
しかし、どうにも気持ちは上下を繰り返すばかりで、ままならなかった。

迷った。言葉など、演劇など必要ないと思い、
その力を声高に叫ぶ人を……正直に言おう、嫌悪した。
物語が何を救えるのか、何のために存在するのか、分からなかった。

その一方で、思い焦がれた。一人一人、今はその単位こそが大事だ。
テレビでは、やたら「みんなで頑張ろう」だの、「日本には力がある」だの
漠然とした美辞麗句、幻の単位でばかり話をしやがる。
だからこそ、一人一人とその場で繋がり、
思いを分かち合うことができる、演劇というものに焦がれた。

……ムチャクチャですけどね。アンビバレンスってこういうことかな。
自分の精神状態が多分に影響していたことは、言うまでも無い。
でも、モエプロ主宰だからこそ、揺れたよ。

俺がアニメやマンガを好む理由、それは多々あるけれど、
一番の理由はやっぱり「現実へのカウンター」なんだ。
強大にして絶対、その現実をぶん殴る唯一の武器が、物語だった。
しかし、今の現実の何と脆弱なことか……俺の拳でも、砕けてしまう程だ。
そんな現実を前に、物語を振りかざす気力が湧かなかった。

でも、散々考えて、ようやく少しだけ方法が分かってきたよ。
バカとハサミは使いよう。振りかざした手を、何も振り下ろす必要はない。
今まではやってこなかった力の使い方――手を差し出す、そうしたらいい。

正直、やり方はよく分からないよ。
それで、俺の創作の何が変わるのかも、分からない。
だけど、物語に力があるというならさ、目の前の誰かぐらい、
笑わせられないとウソだぜ。幸せにできないなんて、信じない。
俺みたいなバカはさ、必死でその方法を考え続けなきゃいけないんだよ。

相変わらず俺は、次元の壁をぶち壊すだの何だの、
物騒な言葉で自分を奮い立たせているけどさ、三次元がこのピンチだもの。
ちょっくら別の次元の力を借りてもいいだろ。
俺は、その力の使い方が、抜群に上手い。
そこだけは誇らせてもらう。絶対に、面白いものを作れる男だ。


大げさなことは、何も言わないさ。あくまで、一人一人。
そして、一つ一つだ。演劇の価値とか何だとかは、やっぱりゴメン、
どうでもいいです。俺にできる最高の手段で、最大限戦うだけ。
それしかできない、みたいな格好の付け方はしない。
それしか、したくないんだ。そして、それに必ず意味を持たせるから。

今もなお揺れる。けれども、揺れずに創作をしたことなど、一度も無い。
肝心なのは、根っこの部分。ハートの芯がブレなければ、勝てる。
そのハートを支えてくれている人達がいる以上、ここで負けられないよな。
これから先の全ての創作、一つ一つ全力で届けさせてもらうよ。
posted by サコタヤスユキ at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記