2017年12月31日
どうしても強くなりたい
年末恒例の振り返りブログです。
この記事を含めて今年の更新が4回な辺り、
ここの存在理由も相変わらず危ういですね。
さて、今年の表向きな一大事と言ったら、
“サークルクラッシュ!”の連載終了ですが、
それについては前回、前々回と語り尽くしているので、
改めて言うことはないです。
ただ、終わっても尚未だに温かい声援を
寄せ続けていただいていること、
とても嬉しく思いますし、励みになっています。
では、内向きな振り返りをするとどうなるか、
厳しい一年だったというのが、正直なところだね。
近年稀にみる、精神的には辛い一年だった。
あまり、いや、一切他人に相談しなかったし、
匂わせるだけなのが嫌らしいけど、
説明するのが難しいというか、
恐らく世界で俺だけが傷つく、俺の創作家の部分が、
根幹から揺るぎかねない出来事が起きた。
辛くて悔しくて、膝をついて目を伏せるばかり。
一か月ぐらい全くその機能を失っていた。
その時に俺を救ってくれたのは、
やっぱり力ある作品たちだった。
アイカツ!のライブイリュージョン、
Aqoursの1stライブ、俺が理想とし続けている、
次元の壁をブチ破るパフォーマンスに、
再び熱い火をつけてもらった。
そして、もう簡単に膝をつかないよう、
肉体的にも精神的にも体力が欲しい。
そう友人に何気なく話してみたところ、
「だったら今日帰ってから走りなよ。
今日やらない奴は明日もやらないよ」
と言われた。そこから、俺の生活が一変した。
人によっては、ただの慣用句に思うかもね。
実際よくあるセリフだと思うよ。
でも、こんなよくあるセリフを、
本気で言ってくれる人って、どれだけいる?
俺だってそこまで馬鹿じゃない。
自分に向けられた言葉が、ただの相槌なのか、
心からのものなのかの違いぐらい、分かる。
最初はウェアもないから上下スウェット、
たった3キロで翌日は足がバキバキで動けない。
でも、続けた。強くなりたかったから。
健全な感情ではないかも知れないけど、
キツくなる度に俺は屈辱の瞬間を思い出し、
怒りを燃料に足を前に踏み出していた。
あの日膝をついた、自分への怒りだ。
もう繰り返したくない。繰り返したら終わる。
圧倒的な怒りと危機感を胸に、日々を送っていた。
結果、すごく痩せた。
俺がたどり着くべき結果って、そこ!!?
いや、いやいや、あくまでここは過程だ。
痩せたからどうとかいう話はしていない。
していないけど、ラッキーだとは思ってる。
なぜなら、会う人みんなに褒めてもらえるから。
それは精神衛生上、とてもいいことだ。
そして、単純にこの変化を続けていくことで、
創作にもいい影響が出ると、半ば確信している。
創作とは、存在全てをかけて行うもの。
そして存在とは、肉体と精神の両輪で走るもの。
あの時のようにまた精神が弱ったとしても、
肉体の力で立て直し得る。逆もまた然り。
運動は創作の質の向上に、必ず繋がるはずだ。
俺はまだまだ創作を続けていたいし、
もっともっと面白いものを作りたい。
そのために、どうしても強くなりたい。
この決意は、内外に少しずつ好影響を及ぼしている。
なかなか表に出せないことも多いのだけどね。
ただ、いつか作品でも実感いただけるはずだ。
本気で膝をついて、そこから這い上がってきた、
この一年がそういった年だとしたら、
来年をどういう年にすべきかは、決まっている。
前へ進む。今度はより前向きな推進力でもって。
どうなるかは実際分からないけど、
分からないからこそ、その時々に全力を尽くす。
そして、貴方に俺を届けてみせる。
もう決して膝をつかない、という保証はないけど、
負けないように、負けたくないという気持ちを大切に、
励み続けていくよ。一つ一つの物事に、丁寧に。
こうして、大げさに決意を表明できるのは、
当然ながら応援してくれる皆様や、
大切な友人諸氏のおかげです。
本当にお世話になりました。
そして、来年もよろしくお願いします。
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