2017年10月13日

“サークルクラッシュ!”連載終了に寄せて


“サークルクラッシュ!”の最終回更新から一週間
ということで、遂にこのタイトルでブログを書く時が来ましたね。

前回のブログでは、最終回更新直前の心境を吐露しましたが、
本当に終わってしまったらどうなるかというのは、
実際体験してみるまで分からない、未知の感覚でした。
きっと複雑な感情が沢山押し寄せてくるに違いない
俺はその感情をしっかり御せるだろうかという緊張感もありました。

でも、いざ最終回を公開し、それを実際に自分で読み、
皆様からのリアクションを目の当たりにした結果、
胸に去来した感情は、たった一つしかなかったよ。

それは、貴方への感謝です。それしかない。

ただただ、感謝の想いしか浮かばなかった。
言い方は悪いけど、拍子抜けするほどシンプルに、
関わった全ての人への感謝で胸がいっぱいになった。


まず第一に、ご覧いただいた読者の皆様。
いつも熱い応援、本当にありがとうございました。
もしかしたら、果たして自分の応援は届いているのか、
声を上げたところで大勢の中に埋もれるだけではないか、
そう思うこともあったかも知れませんが、違いますよ。
サークラが無事完結できたのは、貴方の応援のおかげです。

勿論原作者として、完結までの道筋は立てていました。
三年以上前からずっと。でも、そこにたどり着くためには、
貴方の応援の力が絶対的に不可欠だった。
もし満足のいく結果を出せなかったら、
サークラはここに辿り着けずに終わっていたでしょう。

だから、ありがとうと言っていただけているけど、
本当はありがとうと言うのはこっちの方だよ。


ちなみに、同じようなことをね、
先日西武ドームで開催されたAqoursの2ndライブで、
伊波杏樹さんが言っていたよ。つまりそのパクリです。

……って、こういう照れ隠しも良くないか。
パクリではなく、驚くほどその気持ちが分かるの。
ここまで純粋な気持ち、自分でもそう味わったことはないよ。

一人一人の力というのは、貴方が思っている以上に、
作品を前進させ、作者を勇気づけています。
どうか、これはサークラに限らずですが、
好きなものは好きだと、大きな声で言ってあげて下さい。
その力は世界を変え得るものだと、俺が保証します。


次に、GANMA!運営のコミックスマートの皆様。
こうして作品を発表する場を与えていただいただけでなく、
イベントやグッズ化、他アプリとのコラボなど、
沢山のチャレンジの機会を下さったこと、
本当にありがたく思っています。

時には緊張もしましたよ。いや、常にかな。
何と言っても全てが初体験だったから。
でも、常に緊張しながらも全力を尽くせたことは、
こうして言葉にしなくとも、伝わっていると思います。
そこは、俺自身確かに誇りに思っているし、
この運営とだからこそできたことだと感じています。

最高の運営ですよ。お世辞ではなく。
と言うか、俺は初期の頃から、
アプリ使いづらいから自分で解説ブログ書こ!
みたいなことをやっちゃうタイプですから、
今更お世辞とか言わないです。意味がない。
GANMA!がこうして人気アプリになったのは、
ユーザー一人一人に寄り添う真摯な運営の賜物。
その姿勢には、俺も多大な影響を受けています。

担当いただいた編集さん達にも、本当にお世話になりました。
初代担当のT氏は、持ち前の底抜けの明るさで、
サークラが持つ雰囲気の土台を築き、
二代目担当のY氏は、超パワフルな推進力で、
作品を内外から盛り上げ、勢いを加速させ、
三代目担当のM氏は、作品に優しく寄り添い、
共に愛を持って完結まで歩み切ってくれました。

誰が欠けても、この作品は成立しなかったでしょう。
共にサークラを作り上げてもらったこと、感謝しています。
もっとも、全員何かしらのタイミングで、
俺のことは「面倒な奴だな!」と思ったでしょうが(笑)
自分で言うのも何ですが、なかなか頑固者ですからね。
でも、ただぶつけるだけでなく、ぶつかり合ってくれたことで、
作品を高めることができたのではないかと思っています。


そして何より、やっぱりこすずめさん。
大きな声で言いたい。彼女はすごい人です!
心から尊敬できるクリエイターですよ。

前からこちらをご覧の方はご存知の通り、
元々はね、俺が作演出を務める芝居に、
役者として出てもらったのが関わりの始まりだった。
そこから何だかんだ苦労を共にしたりして、
原作の依頼をもらった訳だけど、つくづく思う。
彼女とでなかったら、俺は原作者という立場を
全うすることができていたかどうか分からない。


彼女は妥協をしない。俺のお気に入りの案であろうと、
面白いと感じなかったものは一蹴してくる。
でも、人に言うだけではなく、自分が大変な時期でも、
常に作品のクオリティの向上に努めてくれた。
最終回のフルカラーが、まさに好例でしょう。
あれは、俺も編集さんも指定していないですからね。

そして、俺のふわっとしたアイデアに対しても
理解力があるから、確かな形にしてくれる。
俺自身、彼女から送られてくる原稿が楽しみで、
一読者としてもサークラを楽しむことができました。
本当に、助けられたことばかりです。

ぶっちゃけ、よく分からない人でもあるし、
俺とは似ても似つかない変なコンビなのだけど、
根っこの部分の矜持、作品愛は共にできていたはず。
だからこそ、いい作品が作れたのだと思います。


本当にね、語り出すときりがない。
何と言っても三年半分の想いですから、
どこまで感謝したって、し切れるものでもないよ。

そして、この感謝をどう活かしていくかと言ったら、
それは間違いなく、次の創作でしょう。
ありがとうの次の言葉が、さようならでは意味がない。
取り分け、俺にはものを作る意思がある。
何より、まだ必要としていただけているなら、
やるべきことはあまりにも明白だ。

事実、サークラは本当に沢山の応援をいただき、
沢山のことを成し遂げさせてもらった一方で、
できなかったことも沢山ある。

正直言ってしまうと、終わって一息ついた今、
もう何ができたかを意識することはないです。
それよりも大事なのは、できなかったこと。
俺にはまだまだ足りないものが多すぎる。
もっと多くの人の期待に応え、より力強く、
面白い創作をしていきたい。しないといけない。


感謝の言葉をただ口にして、いい雰囲気にして、
それでおしまいというのは俺には無理だね。
やっぱり、もっと上を目指したい。目標は遥かに遠い。
こうして一つ確かな満足感は味わわせてもらったけど、
憧れは次の憧れを生む。震えるような高みへと、
夢は夢を超えていくものだから。


ちなみに、これはアイカツスターズ!3期OPの
STARDOM!の歌詞から丸パクリな訳ですが。


でも、まさにこの心境だから仕方ないよ。
俺はもっといい景色を見たいし、見せたい。
その挑戦が怖くないと言ったら嘘になるけど、
絶対に立ち止まりたくないから。

だから、終わりに寄せた文章の締めには相応しくないけど、
どうかこれからもよろしくお願いします。
貴方がくれた力に、俺は必ず意味を持たせる。
そう約束します。まだまだ一緒に、楽しみましょう。


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posted by サコタヤスユキ at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記