2015年07月29日

夏の記憶

先日DL販売開始した、同人サークルcocchi-koi3年前の作品、
サマー・タイム・プルーフ”が、現時点で11DLいただいていて、
改めてありがたい限りです。11ってね、結構予想外ですよ。
確かにケタという意味では大きな数字ではないかもだけど、
俺は1の価値を知っている男だからね。感謝しているよ。

でも、実はこのSTPの再販は、ある意味では前哨戦だったのよね。
DLsiteに登録した真の狙いは……2年前に発表した、
オリジナルノベルゲーム“6LDK!”をDL販売することだったの。

この作品はね、かなり凄いというか、特殊だと思うよ。
何せ俺たち、完全に一からの挑戦だったにもかかわらず、
キャストが(小劇場的な意味でも)やたら豪華だったり、
イラストや音楽周りもガチだったり、本当に謎の企画だった。
コミケ当日前の一週間は、週の睡眠時間が合計で10時間という、
絵に描いたようなド修羅場を駆け抜け、何とか完成させたものだ。

ただ、そうは言ってもコミケという限定的な場、
関わっていただいた人たちの幅広さに比べたら、
幅広い客層にお届けすることは、満足にできなかったのかなと思う。
そこで、二年経った今、改めてお届けすることにも、
確かな意義があるのではないかと思った次第です。

ま、元データを紛失していたせいで、
完全に一から作り直す羽目になったけどね。


……いやはや、当時の地獄を思い出したよ。
そして、ちまちませっせと作り直していて、
改めて「どうしてあの時間に合ったのだろう」と不思議になったね。
よくやったと、当時の自分を褒めてあげたい。まさに火事場の馬鹿力。

でも、せっかく作り直すからには、徹底的にと思ってね。
今回再販する“6LDK!”は、ver1.2と言っても過言ではないよ。
テキスト面では、改行と校正を見直して徹底的に読みやすくし、
演出面でも、キャラクターや背景の切り替えのタイミングにこだわった。
SEは倍増しているし、EDにも一工夫加わった、まさに現時点の精一杯です。

そして、今回一番のこだわりは、体験版を用意したことです。
以下の販売サイトで無料DLできるから、まずは遊んでみて欲しいね。

http://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ156281.html

正直、キャストに対する興味本位とか、そういう客層は、
この体験版で満足してしまう可能性もあると思う。
「へぇ、こういうことしていたのか」って具合にね。
でも、それでもいいじゃないか。知ってもらったのだから。
当然、物語を最後までお楽しみいただけるのがベストだけど、
単純に0か100だけではなく、20伝わるのでも十分に成果だ。

それに、価格は当時の半額の540円。ほぼワンコイン。
手数料を考えると、リメイクにかけた時給も回収できないだろう。
でも、目的をそこに置いていないからね。
単純に、あの日届かなかった人にも、こうすることで届くかも知れない。
自分たちの思い出を、ちゃんとした形で残しておきたい。
そういう衝動での物作りだから、俺は何ら間違っているとは思わないよ。
勿論、その金額分の価値はあるとも思っているしね。

夏休のお供に、というフレーズは、少なくとも同年代には通用しないけど、
俺たちが駆け抜けたあの熱い夏が、また再び誰かを熱くさせることを、
願ってやまない次第だよ。繰り返しになるけど、まずは体験版だけでもね。
楽しんでいただけたら、本当に嬉しいです。

http://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ156281.html

ジャケット用.jpeg

posted by サコタヤスユキ at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年07月06日

“ミリオンドール”アニメ放送開始に寄せて


miri.jpg

http://milliondoll.com/

藍先生!ミリオンドール!
アニメ放送開始!おめでとうございます!


いよいよ本日から順次放送開始ということでね、
テンション高くブログなぞ書いてしまいますよ。

いやはや、改めてアニメ化ってすごいですよね!
俺もその報を聞いた時は、まず第一に驚きました!
兄メカ(超合金)でなく、アニメ化ですよ?アニメ化!
しかもTVアニメシリーズときたら、何はなくとも驚きますよ。

今までも、なまじその手の才能の多い大学に通っていたこともあって、
身の回りの人が広く世に飛び出す、という体験は、
この十年何度となく経験してきているけど、何だか別種と言うか、
一オタクとして、「新興のWEBマンガ配信サービスからアニメ化される時代」、
という事実への驚きと相まって、新鮮な気持ちを未だに味わっています。

肝心の“ミリオンドール”のアニメについては、
真っ先に挙げた公式HPの情報が何より明るいから、
今更俺が語って聞かせることもないと思います。
本編もさることながら、放送前のイベントや、秋葉原でのステージ展開は、
とてもきめ細やかで、受け手に対して誠実な印象だ。
その分大変なことも多いだろうけど、ぜひ頑張っていただきたいし、
ぜひ多くの注目を集めていただきたいと思うよ。

そして、個人的にこのタイミングで言葉を残すとしたら、
二つの点に置いて、強い尊敬と感謝を述べておきたいね。

「え、何か唐突にキモいのだけど……」
と引かれるかも知れないけど、いいや、この言葉には理由があるよ。
まず一つは、単純に界隈を眺めただけでも、
今回のアニメ化はとても大きなニュースになっているから、
結果的にGANMA!の知名度向上にも、今までの誰よりも貢献している。

俺は、今までも何度も繰り返し言っているように、
媒体、場に対して貢献するという意識を欠かしたくないと思っている。
なぜなら、作品はそれそのものに価値はなく、受け手に届いて初めて、
その存在が成立するからだ。届ける場がなければ、作り手の存在価値もない。

だからこそ、作り手は常に場の価値を意識しないといけないと思っているし、
俺なりに実践しているつもりだけど、今回のミリオンドールのアニメ化は、
俺が果たした効果の何万倍もの貢献を、GANMA!にもたらしたはずだ。
その事実に、尊敬と感謝が絶えないよ。今の俺には、まだできないことだから。

そしてもう一つは、単純にアニメというのは俺にとって夢の場だから。
常々、「生涯の夢はアニメのクレジットに名前を載せること」と
公言している俺だからね。夢と掲げるからには、その重みも骨身にしみている。

しかし、こうした発言も、不用意にすべきではないのかなとも思うよ。
言われた方は、はっきり言ってプレッシャーにもなるだろう。
でも、藍先生は常々、こういったプレッシャーを背負って立つ気概を、
発言の節々から見せつけてくれている。
だから俺も、遠慮なく尊敬し、そして、負けないよう戦いたいの。

そこまで深く面識がある訳ではないけど、そうすることが、
同じ場で励む者としての、礼儀だと思うからね。

それに、この先GANMA!という場自体がより盛り上がれば、
それぞれの作品にも自然とプレッシャーがかかる。
そのプレッシャーは、作品の質を向上させるだろう。
相乗効果が期待できる。事実、俺はもうその瞬間を意識している。


世はまさにアイドルアニメ大戦国時代、というのも、
今更俺が語るまでもない事実。
そこに、自身のパーソナリティを大きく反映させた作品をぶつけるのは、
並大抵の勇気ではないよ。エールは、いくら送っても送り足りない。

しかし、同時にあまり内輪意識を出しすぎると、
受け手にとって寒々しいことにもなりかねないから、
そこは何というか、アイドルとヲタの距離のようにね、
空気を読みながら応援していきたいと思うよ。

……上手いことまとまったかな?そうでもないか。
とにかく、今晩からのアニメ“ミリオンドール”、
皆さん楽しんで、一緒に盛り上げていきましょう!

http://milliondoll.com/

posted by サコタヤスユキ at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記