2011年12月18日

青春を駆け抜けた者達

公演が終わってからの毎日は、まさにあっと言う間だね。
これまでは殆ど毎日賑やかな仲間達に囲まれていたものだから、
その日々とのギャップはかなり厄介なものがあるよ。
でも、それ故に改めて実感させられたね。
本当に素晴らしい青春を送っていたのだなと。

今回の公演の特徴の一つに、ゲストキャストというスタイルがある。
これは「途中でシナリオが分岐してヒロインのルートに入った後」に、
「そのヒロインと関わり合いが強いキャラが登場する」ことで、
3ヶ月連続公演という、スタート地点は同じ3つの作品ながら、
毎月新しいキャラを登場させられる画期的な取り組みだった。

このゲストキャラ達もまた、通しキャストに負けず劣らず、
キャラとしても作品に面白みを与えてくれたし、
キャスト個人としても素敵な子達ばかりだったよ。

まずはflag.1、ヒロインの姉である明理を演じたゆり姉、
ヒロインの元カレの朔を演じたマサ、そして、
ヒロインの友人遙子を演じたりなっち……こうして振り返ると、
flag.1は本当にヒロイン光莉を中心として展開する、
最もスタンダードな作りであったのだと再認識するね。

ゆり姉は、俺も思わず「姉」とつけてしまう程、
大人びた雰囲気を持つ美人さんで、初対面の時は緊張したなぁ。
でも、実際は年相応にちゃんと幼いというか、茶目っけがあって、
そのギャップがズルかったな。こんな先生が欲しかったぜ……。
ちなみに、彼女のtwitterはすごく面白いです。

マサは、今回の座組で唯一(!)のモエプロ経験者。
12ヶ月連続公演では何度もお世話になったけど、初の本公演でも、
その三次元にバンバン切り込む二次元的なキャラクター芝居は、
他の出演者にもいい見本になったと思う。キャラも濃かったしね。
ちなみに、彼が演じる朔の専用BGMは、モエプロ史上屈指の人気です。

りなっちは、参加が決まったのがとても遅く、しかも初舞台……
まぁ、泣かせたね。何時間も延々とマンツーマンで指導し続けたり、
公演期間中もダメ出しをしないことはなかった。
一番厳しくしたと思うし、本人としても悔しいことはあったと思うけど、
それでも真面目に取り組んでくれて、とても嬉しかったです。

次に、flag.2。flag.2ヒロインである紅美と対立する魔術部、
その部長である暦詠を演じたごんぱちゃんと、
部員の黒依を演じたようちゃんのインパクトはすごかったね。
そして、変則的な起用で、flag.2とflag.3に登場することになる、
主人公の妹・愛呼を演じるひろも初登場。作品の雰囲気は一変した。

ごんぱちゃんはまぁ、キャラとしてもキャストとしても圧巻の一言。
天導暦詠という、騒がしくて生意気ででも不器用で憎めない、
そんな難しいキャラをメチャクチャ魅力的に演じてくれました。
わざと台詞を噛むという、ある意味ムチャ振りにも応じてくれたしね。
ゲストキャラながら、人気投票総合一位という偉業にも頷ける。

ようちゃんは、女性キャストでは唯一俺より年上ということで、
最初は俺としても戸惑いがあったし、モエプロの空気というものに
どこまで馴染んでもらえるか不安だったけど、確かな目線でもって、
キャラを全うしてくれました。全身黒ずくめの魔女とか、
改めて思うとすごいキャラだよね……よく応じてくれたものです。

ひろが演じた愛呼の本性が明らかになるのは、flag.3から。
でも、大器の片鱗というのは、このflag.2から見せつけていたね。
中学生の妹という難キャラを、しっかり三次元に起こし上げていた。

そしてflag.3……ここが大所帯って辺り、俺もバカだよね!
いやぁ、全員を引き立たせるのに苦労したよホント。
flag.3のヒロインは主人公の幼馴染み彩音。
その彩音に恋する熱血漢虎鐵を演じた夏男、
彩音をライバル視するお嬢様舞里亜を演じたありす、
flag.2から引き続き登場の愛呼を演じたひろ、そして、
ここにきてダブルキャスト!二重人格という設定で、
謎の副部長住良木、望美は三輪ちゃんが、叶恵はいくちょんが演じた。

夏男(ちなみにふうちゃん命名)は、とにかく真っ直ぐな男だったな。
ある意味では、融通の利かない不便な真っ直ぐさだったとも思う。
でも、それが虎鐵というキャラをより魅力的にした。
どこまでも勢いよく、あり得ないほど駆け抜けるあの強烈なキャラは、
夏男自身のポテンシャルがなければ誕生していなかっただろう。

ありすは、不思議な子だったなぁ……まず、名前がありすだし。
慶応生らしからぬ引きこもり体質だし。でも、この名前と容姿を見て、
初対面の段階で俺は「絶対お嬢様キャラをやらせる」と断言したからね。
それぐらい、雰囲気があったの。舞里亜はまさにアニメ的なキャラで、
三次元下でやるのは勇気がいるキャラだったけど、見事に受け止めてくれた。

いよいよ妹キャラとして本性を現した愛呼を演じたひろも見事。
これは全フラグ通してだけど、なかなか思うように集まれない中でも、
最終的には理想とする妹キャラに達してくれた。
ちなみに彼女は、声が声優の小見川千明にめっちゃくちゃ似てるの!
だから劇中に「ホビロン!(※)」という台詞を入れたぐらい。

(※)小見川千明が演じた鶴来民子というキャラの台詞。

三輪ちゃんは、もうさすが小劇場の人気女優だね。
芝居に対するモチベーションの高さ、役に対するアプローチの豊富さ、
目を見張るモノがあったよ。ちゃんとモエプロらしいキャラを体現し、
それでいて、小劇場演劇のファンとでも言うのかな、
ある意味モエプロとは縁遠い層もちゃんと納得させていて凄かったね。

いくちょんは、ご覧いただいた方は分かる通り、ひたすら可愛いですよ。
でも、勿論可愛いだけではない。プロとしての芯の強さがハンパない。
プロの声優としても活躍しているから、声の魅力も折り紙付き。
演劇はまだ経験が浅いながら、一生懸命取り組み続けてくれたお陰で、
とても素敵なキャラに仕上がったし、今後の可能性も大いに感じたね。


……いやはや、1キャスト5行!と縛りをつけて、
余り長くなり過ぎないよう駆け足で更新してみたけど、
それでもやっぱり長いね!そして、正直書き足りないね!
だって、この子達に対して言いたいこと、感じていることは
山ほどあるもの!それぐらい、ゲストキャストは一ヶ月だけど、
意味のある時間を過ごし、関係を築かせてもらったと思う。

ゲストキャストにはゲストキャストの難しさもあっただろう。
俺自身こういうスタイルは初めてだったし、
初めてのクセに変則二ヶ月とか、ダブルキャストとか、
思いつきでやってしまったけど、みんな本当に意識が高く、
共に目的を達成してくれて本当に心強かったです。
改めて、どうもありがとう。また、縁を繋いでいきたいね。
posted by サコタヤスユキ at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年12月04日

青春部は永久に不滅です

引き続き“夢みた景色の描き方”を振り返っていきます。
何せ公演期間中は殆ど更新できていなかったからね。
ブログの更新癖をつけていくという意味と、
何よりしっかり今を整理して次へ向かっていくために、
書ける内に書いておきたいと思います。

という訳で、今日は通しキャストについて書き残しておこう。
尤も、キャスト達自身もブログでこういう体の更新をしているから、
今更俺がどうこう書くことでもないのだけどね。
しかし、主宰として一言言わせてもらうと、
今回のキャストは最強だし最高だったよ。
出会いは比較するものではないと前置きした上で、
今の俺が果たし得る、最高の出会いをさせてもらったと断言できる。

“夢みた〜”の舞台である、謎の部活『青春部』、
通しキャストはその部員ということになるのだけど、
青春部の個性的過ぎるキャラクターを十分に受け止めうる、
凄まじく濃い連中だった。どの子も全く似ていない、でも不足がない。
彼ら7人でなければ、青春部は成り立たなかった。
そう思わせてくれるのは、偏に彼らの真面目さのお陰だろう。
振り返って思う、俺がいつも正しかった訳ではない。時には悩み、迷い……
分かり易く言うと、台本が遅れて非常に迷惑をかけたし、
主宰としての力が及ばず不安を与えたり傷つけたりもしたと思う。
しかし、彼らは何事にも諦めず、力強い努力を続けてくれた。

DSC_0392.JPG
(青春部だけで写ってる写真ないかな……と思ったら、OP撮影時のものが。
とても良い天気……だけど、誰一人としてちゃんと顔が写ってない!)

主役である祭囃恋多カを演じた横田総之さん、あだ名はそーし、は、
もう言うまでも無く一番の功労者だろう。
昔から、「モエプロの主役は大変だ」とよく言われていた。
いわゆるラブコメアニメのフォーマットを使っている以上、
基本的に主人公は休む暇が無いし、全ての人と絡む。
そして何より、一番のクライマックスである「恥ずかしい告白シーン」を、
全力でやらなければいけない。それが三ヶ月連続で続くのだから……
それだけでもう無茶ブリと言っても過言ではないと思う。

気持ちを作るのも、一筋縄ではいかなかっただろうね。
熱烈な告白をした次の日から、別の子を好きになる稽古が始まるのだもの。
ギャルゲーの隠れた怖さが、こういう風に作用するとは思わなかった。
でも、そーしさんは芝居に対してとても真摯で、笑いのシーンでは笑いを、
泣きのシーンでは泣きを、とにかく突き詰めて熱量を高めてくれた。
たまに笑いに走り過ぎるクセがあるのは、困りものだったけどねw
稽古でもリーダーとして場を仕切ってもらって、本当に助かりました。

flag.1のヒロイン、青羽光莉を演じた本山香織、あだ名はかおりん、は、
flag.1のヒロインながら、青春部としては最後に決まったキャストだった。
まず、この時点で結構な苦労を強いている。ギリギリのギリギリだったからな……
既に他のキャストはそれなりに馴染んでいる中で、いきなりヒロインとして参加、
そのプレッシャーたるや、ハンパなかっただろう。
しかし、かおりんは怒濤の早さでセリフを覚え、俺の演出を受け止め、
見事に青羽光莉というキャラクターを獲得してくれた。
その努力のお陰でflag.1の幕が開き、2以降に繋がっていったのだと思う。

そして、かおりんがむしろその本領を発揮したのが、
ヒロインの重圧から解放されたflag.2からだったねw
稽古場で明るくハシャぎ回る彼女を見て、より光莉のイメージが深まったよ。
最終的には、台本を書いていても光莉はかなり勝手に喋るようになったし、
色々と動かすのが楽しいキャラになった。まさに、青春部の自由さの象徴だった。
それは、かおりん自身のキャラクターと、決して無関係ではないよ。

flag.2のヒロイン、鳳紅美を演じた長谷川美子、あだ名はよっぴー、は、
一にも二にも凄まじく根性のある子だったな。
タレントとして、生放送やお布団レスリングやダンスユニット……
この公演と平行して、色々な活動に全力で取り組んでいた。
そして、だからと言ってこの公演に対しても気を抜くことなど一瞬もなく、
いつも限界ギリギリまで活動していた。正直、ちょっと心配になる程に。
でも、彼女もまたflag.2のヒロインとして、揺るぎない存在になってくれた。
モエプロ史上初のダウナー系ヒロインを見事演じきってくれたよ。

そして、flag.1の初期は実際ちょっと輪から外れがちというか、
どこか一歩引いていた印象のあった彼女だけど、2、3と進むにつれて、
確立させていったね。コメディアンとしてのポジションを(ぇ
困った時はよっぴーに振れば処理してくれる、安心感すら皆にはあったよ。
おはよっぴ、そして派生のあばよっぴも流行語になった。
流行る余り劇中にも登場させちゃったぐらいだし。
最近よく「笑いが分からない」と呟いているけど、何も心配はないと思う。

flag.3のヒロイン、山吹彩音を演じたこすずめ、通称こず、は、
第一にとにかくその可愛らしさが凄いですよ。
初対面の時に緊張した程だったな……でも、これは別に軟派な発言でも、
他と比較してどうという話ではなく、山吹彩音を演じるためには、
絶対的に必要な素養だったから、本当に有り難く思ったものだよ。
クオリティの高さは、どのキャストも同じ、最高だと自負しているけど、
こと彩音の「分かり易い可愛さ」を受け止め得たのは、彼女だらこそだろう。
最初はその余りに二次元すぎるキャラクターに相当苦難もしていたけど、
最終的には、一挙手一投足全てに彩音としての可愛さを付与してくれました。

そして、彼女はキャストとしてだけでなく、イラストレーターとしても、
この公演に多大な貢献をしてくれた。DVDジャケットは、彼女の描き下ろし。
ヒロインとして忙しい最中に快く引き受けてくれて……その積極的な姿勢には、
とても励まされる思いだったよ。あと、彼女はとても負けず嫌いだった。
彩音はフワフワとした可愛らしいキャラだけど、それを三次元化するには、
やっぱり芯の通った強さ、覚悟が必要なんだよ。彼女にはそれがあった。
ただ可愛いだけ、では務まらないよな、モエプロヒロインは。

我らが青春部の部長、姉ヶ崎千を演じた片田淳子、あだ名はあっちゃんは、
恐らくこの公演を通して一番悩み、励み、愛された子だと思う。
千は、俺自身改めて振り返ってみて思うけど、この作品の裏主人公だ。
どのflagでも重要な役割がある。何と言っても部長だからな。
千がブレれば青春部がブレる、青春部がブレれば作品がブレる、
だから一番確かな存在でなければいけない。その意識故か、
俺も厳しく当たることが多かったし、彼女のプレッシャーも相当だっただろう。
実際彼女自身がどれだけ千の実感と達成感を得てくれたかは、正直分からない。
でも、お客様には「青春部部長の姉ヶ崎千」として、
常に強烈なインパクトを与えていた。それが、誇るべき答えだと思うよ。

……ま、一方で相当に訳分からない子でもあったけどねw
flag.3の稽古中、俺が珍しく本気で怒り、大熱弁をしたことがあったのだけど、
他の役者がさすがに「よし頑張ろう」という表情をしている中、
説教後に彼女が俺に発した第一声は、その日買い換えたスマフォの操作方法。
ズッコケたぜ……大小問わず、そういう出来事は無数にあったな。
でも、不思議と憎めないのは、彼女のキャラクターと真面目さのたまものか。
そうでなければ、座組の中でも、お客様からも愛されていないだろうしね。

メイドの安藤真穂を演じた濱田ふゆか、あだ名はふうちゃん、は、
最初会った時は小さな子どもじゃないかと思った。
実際年齢以上に幼い風貌だったから、正直どう接していいか分からなかった。
下手に接すると、逮捕されるんじゃないかと思った……というのは、
半分冗談だけど、接し方を間違えてはいけないと、戦々恐々としていた。
でも、今思うと見くびっていたな。彼女の強さは、子どものそれじゃない。
向上心があるから、壁にブチ当たっても決して諦めなかった。
出来なかったことを、どんどん出来るようになっていった。
その姿こそが、言ってしまえば劇的だったし、俺は感動していたよ。

真穂というキャラ自身は、縁の下の力持ち、物語のスパイス的な存在で、
極端な言い方をすると決して派手さはない。だからこそ、大変だったと思う。
内なる不安も相当なものだったと思うし、俺が気付けなかったこともある筈だ。
でも、メイドという存在は俺達の夢……遙かなる桃源郷、至高の存在だ。
それを体現してくれたことがとても嬉しいし、誇っても欲しいと思う。
どこぞの流行に乗っかった適当な芝居ではない、ましてや学祭でもない、
このモエプロでメイドをしたことが、いつか活きる日が必ず来ます。
……と言っても、きっと苦笑いを返されるだけだろうけどね!

オタク屋こと平澤拓哉を演じた中舘淳一郎、あだ名はだっち、は、
俺の精神バランスを保つ上で、一番の働きをしてくれたと思う。
何せ、この座組は初対面ばかり。キャスト同士もそうだけど、
俺も上記の6名とは初対面。その中で、彼だけは最初から友達だった。
けいおん!というアニメを通して知り合い、一緒にライブに行き、
聖地巡礼をし、サークル活動までした……いや、改めて文字にすると、
この一年間どれだけ濃く付き合ってきたんだよという感じだけど、
そういう人が一人でもいてくれたことが、どれだけ心強かったか。
俺自身、俺をさらけ出し易くなったし、彼がパイプとなることで、
キャスト達の言葉も俺に届き易くなっていた。その意味は大きい。

でも、それは彼の活躍のほんの一部で、何より彼は演劇人として、
役者として多大な貢献をしてくれた。演劇のキャリア、学の深さ、
モエプロを面白くすることへのこだわりは、とてつもなかったよ。
平澤という、言ってしまえば賑やかしのキャラに対しても、
それが確かな存在になるよう研鑽を重ねてくれていた。
座組の中でどう在るか、キャラをどう育てていくか、
そのどちらにも彼ならではの強いこだわりをみせてくれたと思う。


……って、長ええええええええええええよ!
この長さ、当のキャストですら読まないよ!?

最近忙しいお陰でブログを更新していなかったから、忘れていたな。
俺は、一度書き出したらメチャクチャ文章が長くなるってことを……。
でもね、実はまだ終わらない。なぜなら、ゲストキャストもいるから。
ゲストキャストの人数を思うと、次の更新も相当な文量になるね。
ま、リハビリだと思って、どうかお付き合い下さい。
posted by サコタヤスユキ at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年12月01日

あの日の夢

TOPページにも書かせていただいた通り、
モエプロ第5回公演“夢みた景色の描き方”
flag.3〜ハミングデイズ〜が無事終了し、
晴れて全ルートコンプリートとなりました。
何度言っても言い足りないぐらい、感謝しています。
本当に、皆様どうもありがとうございました!

企画が発足してから一年弱、稽古が始まってから半年、
本当に今までにない程長い間、一つの作品と向き合った。
その道のりは決して順風満帆とは言えなかったけれど、
いつも沢山の人が本気で支えてくれた。
関わってくれた人全員が、決して妥協しなかった。
だから、俺も最初から最後までこの物語を信じ、
想いを馳せ続けることができたのだと思う。

この物語を“夢みた景色の描き方”と名づけ、
その実現を文字通り夢見ていたこの日々……
ギャルゲーのルート分岐を芝居で再現するとか、
三ヶ月連続の本公演とか、大見得切って始めたものの、
悩みが耐えることはなかったけど、どのflagも、
俺が夢見た以上の夢を与えてくれて、本当に嬉しかった。
キャラクターは確かにそこに生き、泣き笑い、思い悩み、
それぞれの青春を全力で謳歌してくれていた。

そして……flag.3の千秋楽ではね、泣かされたよ。
芝居そのものも、命を燃やすような熱さがあって、
まさに青春で本当にヤバかったのだけど、
最後の最後、まさか俺にサプライズを仕掛けるとは!
心底まさかだよ、舞台上に呼ばれただけでも驚きなのに、
役者達から花束まで……緊張とか安堵とか感動とか、
それから愛情とかで、正直腰が抜けたね。

これだけの景色を描けたのは、重ね重ね皆のお陰だ。
役者スタッフは勿論、お客様もそう。
三ヶ月も付き合ってくれた人だと尚更だ。
だからと言ってゲストを軽視するでもなく、
全てのバランスが奇跡的に噛み合っていたと思う。
感謝の言葉も度を過ぎると嫌らしい、とは分かっていても、
決して忘れ得ぬよう、刻み込むように何度も感謝したい。

そして、刻み込む程の感謝を、力を、
この先どうしていくかこそが重要だ。
当然、関わってくれていた人達も、そうお思いだろう。
新たな夢を描き、今以上に沢山の人を楽しませてこそ、
初めてその感謝を体現したことになる。言葉だけではダメだ。
確かな行動でもって、俺はこの感謝と成長を形にしたい。

……しかし、そうは言っても長く続いた企画だ。
この更新をまず第一弾として、色々と振り返っていきたい。
次の更新では、通しキャストについて語ります。
どうか皆様、今しばらくこの余韻にお付き合い下さい。
posted by サコタヤスユキ at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記